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・ 社会経済的な利益と美的な配慮とを対決させた討論を評価する。
・なぜ土地利用のプランニングに美的配慮が含まれなければならないかという理由を挙げる。
・ 社会問題および環境的な問題を解決するための建設的な行動を興す手段として創造的表現を使う技術を持っている。

 

□ 保健教育
保健教育は、環境の様々な局面を扱うべき最も重要な教科の一つである。

表4−2. 保険教育における学年別の環境に関するトピック

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他の保健教育の内容にもいくつか、環境に触れたものがある。「地域社会の保健」では、地域社会の保健局の環境保健部の調査が6年生で提案されている。「精神と感情の健康」では、環境が人の気持ちに与える影響を2年生で学習するように提案している。政府の保健規制機関は高校の「消費者保健」の項で学習するトピックとして提案されている。
保健教育は、その目標に適した成果をあげながら、同時に環境教育で必要とされる技術を育成する媒介としての役割を果たす。

 

□ 音楽教育
環境教育に対する音楽教育の主な効果は、知覚的認識および環境倫理のサブゴールの達成に寄与するものである。しかし、音楽はコミュニケーションの強力な手段でもある。したがって、環境問題への概念的な認識を向上させたり、人々の行動を変えさせたりといった説得的な戦略にも用いることができ、従って市民運動技能や市民運動経験のサブゴールの達成にも寄与する。

 

 

 

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